微生物
微生物のお話 ≪こんな時は、微生物検査技師におまかせ!≫
〈その1〉例えば「熱が出て 咳や痰がしんどい」こんな時は病院で喀痰を取って微生物検査技師に見てもらいましょう。ひょっとしたらこんな菌がみえるかも。
※ 細菌が原因の肺炎では喀痰をグラム染色してみることで何の菌に感染しているか? どんなお薬が効果があるか?がすぐに分かります。
〈その2〉
※ 薬剤耐性菌かどうかは菌の名前といろいろな種類の薬剤が効くかどうかを調べてみないとわかりません。
同じお薬を長く使用してその薬が効かなくなったり、どこにいるか分らない耐性菌を知らずに触って感染します。自分を守るため、まわりに菌を広げないために手洗いはとても大切です。
〈その3〉
※ 病院で院内感染が起こっているかどうかは微生物検査をしてみないとわかりません。院内感染に1番最初に気づくのは検査をしている微生物検査技師です。医者・看護師・薬剤師・いろんな職種でチームを組んで院内感染から患者様や職員の安全を守っています。
班 長 | 藤川 栄吏(香川労災病院) |
---|---|
副班長 | 松田 明日香(高松赤十字病院) |
副班長 | 大平 知弘(三豊総合病院) |