会長挨拶
香川県の医療を支え、県民の皆様の健康を守るために
本会は、香川県における臨床検査技師の職能向上と、県民の皆様の健康増進に貢献することを目的に活動している団体です。昭和28年、わずか27名の志から始まった本会は、「創立70周年・法人設立40周年」という大きな節目を迎え、現在では約700名を擁する組織へと成長いたしました。これまでの歩みを支えてくださった関係各位のご指導と、先達のたゆまぬ努力に改めて深く感謝申し上げます。
臨床検査技師の役割と変革
臨床検査は、疾病の診断、治療効果の判定、健康状態の把握に不可欠な医療行為です。現在、私たちを取り巻く環境は大きな転換期にあります。パンデミック対応で得た教訓に加え、医療法改正に伴う「タスク・シフト/シェア」の推進により、検体採取をはじめとする業務拡大が進むなど、現場に求められる役割はより高度かつ多角化しています。
人口減少や少子高齢化が加速する社会において、精度の高い検査データを提供し、医療の質を担保する私たちの責務は、ますます重要性を増しております。
確かな技術と地域への貢献
本会では、会員の知識・技術の向上を図るための研修会や学術集会の充実に加え、香川県医師会のご協力のもと、外部精度管理調査の委託事業を継続し、県内における検査の質の担保に努めております。また、以下の重点項目を中心に、地域社会への貢献を加速させてまいります。
・災害対策の強化:香川県と「災害時応援協定」を締結し、避難所生活における健康支援など、臨床検査技師ならではの実効性の高い応援体制を構築いたします。
・公益活動の推進:「検査と健康展」などを通じ、県民の皆様へ臨床検査の重要性を広く発信し、安心・安全な生活に寄与いたします。
・次代への発信:令和9年度に開催される「日臨技中四国支部医学検査学会(高松市)」の準備を本格化させ、香川の魅力を発信するとともに、若手会員への確かな技術継承を進めてまいります。
70年の歴史を胸に刻みつつ、絶えず変化する社会のニーズに対し、柔軟な思考と確かな行動力を持って未来へと歩みを進めてまいります。今後とも、本会の活動に対し、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
一般社団法人 香川県臨床検査技師会
会長 宮川朱美










